死生観

大昔、スカイ・クロラの映画公開後、



「キルドレって不死身なのに何で絶望してんの?やりたいこといっぱい出来るし、最高じゃん!」
「普通死にたくないもんね!嬉しいはずだよね!本来あるはずない葛藤だから作り物っぽいなぁ」

って人生まるごと大肯定できる人のレビューを食らって大火傷したことあるんだけど。笑

Wシリーズで、ほぼそれが叶ってる状態で、平和にやんわりと生きている人たちを見ると、
(社会背景は全然違うけど)
金があれば健康も寿命も買うし、
維持できる環境であればとりあえず維持してみるか〜
みたいな、大肯定でもない、大願成就でもない、
ヌル〜っと不死身の人がいっぱいいるんだろうなって……
それがもはや当たり前なんだもんね。

私は不死身なんて絶対無理そんなに生きてたくないマンなので、
そのフィルターを通して見ると「麻痺」に近いような感覚を覚えるけど……

でも私が不死身なんて嫌だと感じるのは、倫理的なこととかよりも、
結局は生きるためにしなきゃいけない、めんどくさいことが多すぎるからで、
Wでは社会の有様が変化してそういう面がもっとハードル下がってるとしたら、
特に抵抗なく、というか拒絶する理由も失って、ってのもあるのかな……
というか、Wの時代って「社会不適合者」っているのかな?その概念まだあるのかしら?

あとは、
死は受け入れる気でいたけど、そこまでの痛みやあちこちの不調を細々とメンテナンスする段階があって、
つまり四季の言う「死を恐れている人はいない。死に至る生を恐れている」があって、
それをクリアしていったら副次的に不死身になっちゃった、とかもありそう。

そう考えたら、さっさと諦めて未来に希望を託しましょう〜で冷凍されて結局蘇らないルナティック・シティが、1番羨ましいかもしれない。笑