よう、待たせたな
100年ぶりか……
なんか今、私の中で、フランツ・カフカが、
——きている。
去年6月、新潮文庫の「断片集」を読んだのが、一番最初。
たまたま、見かけて。
2024年がカフカの没後100年にあたるそうで、「断片集」もその波に乗って(?)5月末に発売されたらしいです。
その時に出版社や書店さんがめっちゃ宣伝してたのを目にしたみたいですね。
表紙にある
海辺の貝殻のようにうつろでひと足でふみつぶされそうだ
ってやつが目に入って、何も考えず即、買うことを決めたのはパッキリクッキリ覚えています。
初読の時点でかなり大当たりだったけど、その時は作者を掘るまでには至らなくて。
今年、つい最近、なんか急にまた読みたくなって2回目を読んだら、
「え、やっぱ私、カフカ結構好きじゃない ???」
という香りが漂いまして。
それをXでポストしたら、フォロワさんから
同じくカフカで、平凡社の「夢・アフォリズム・詩」もめちゃいいというタレコミをいただいて、
即、買い、
実はまだ読み終わっていない、というか断片的に楽しむことにしたので、
わざとランダムに、気まぐれに読んでいる途中なんですが、
「えっっ、やっぱ私、カフカとても好きじゃない?????」
という自我が芽生えました。
これは……いくっきゃねぇな……と、
やっと、やっっ……と、
今更、人生で初めて、
「変身」を読みました。
オモロすんぎ。(当たり前体操)
名作はやはり名作。(それはそう)
えっ、主人公が虫になる以外特に何も劇的なことが起こらない、
困り果てた本人と家族の閉鎖的な日常ドラマでここまでオモロなことある???
いやもちろんアレですよね、さまざまな深掘り解釈ができるというのは、あるそうですが、
いやそこまで掘らなくても、普通にスルスルスル〜〜!!っと読んでしまった
この魔力 is 何???
私、カフカ好きなんじゃない?????
白状しますと、私そもそも翻訳ものってどうしても苦手意識があって……
小学生の時(だったかな?)に読んだ「指輪物語」の翻訳が、
なんか当時の私には合わなかったみたいで、頑張ったけど挫折してしまい……
その抵抗感の上に、カフカってすんごく気難しいような、難解なようなイメージを持ってたので、まぁ手も足も尻も出ず生きてきましたよね。
それがなんか、めぐりめぐってパキーン!!とハマるタイミングが来たという感じで、
満を持して、
よろしくお願いしまーーーーす!!(ターーン!!)