どこにいる?

どこにも?



もう少しで、愛猫が旅立ってから1ヶ月が経つ。

信じられないなぁ。
あの子がいない世界を1ヶ月も生きてしまった。

世界は相変わらず、世界をやってるなぁ。
失うのも、生まれるのも、常のまま。

自分の背中が向こうの方に見える。
いない世界にいる背中が。

そのままで過ぎるんだなぁ。


いない、と思っても、心の中にはいるから、
ただ実体だけがなくて、
これが「実感がない」ってやつなのかな。

頭ではいないことは重々承知しているけど、
癖で、どこにいるのかなって、気にしてしまう。

猫ってそもそも、一人で自分時間を過ごす時にはうまいこと姿が見えなくなるから、
「どこかな?」って、気に掛ける瞬間というのが日常に当たり前にあるけど、
その癖だけが抜けていないような感じ。

でも、もう、
どこにも、いないんだよね、
家の中、地球上、全宇宙、どこにも。

そんな、なんか、馬鹿みたいな現実が、
淡々と進んでいくんだ。

自分はまだ、この世界にいるんだなって、それが寂しいよ。